「(仮称)富士山 木のおもちゃ美術館(以下、木のおもちゃ美術館)」建設に伴う伐採工事において、伐採作業の見学会を行いました。
この見学会は、御殿場市役所未来プロジェクト課さんと農林整備課さんの発案で、地元の印野こども園の園児に、木のおもちゃ美術館建設場所の伐採作業を実際に見てもらい、木の良さ、木の使われ方、伐採の仕事などを知ってもらおうというのが目的です。
見学会では、実際に伐採作業を見てもらうのですが、作業前には見学の際の注意事項などをしっかりと説明しました。
また、伐採作業はどうやってやるのかを、当組合理事長の菅沼が園児たちに説明をしました。
そして、実際に伐採作業に入るとみな興味津々です。食い入るように伐採作業を見ていました。
伐採作業は、御殿場木材協同組合の組合員の(有)池田林産さんが行いました。適格なチェーンソーの取扱いにより、正確に樹高約20mの桧の立木をみごとに伐倒してくれました。
伐倒の際には、チェーンソーの他にクサビを使用します。立木の切り目にクサビを打ち込んで木を伐倒するのですが、そのクサビをハンマーで打ち込む時は園児がみんなで「がんばれー!がんばれー!」と声をかけて応援をしてくれました。
立木が伐倒されると、次は枝払いと玉切り作業に入ります。それらの作業が終わると、林業機械を使用して、丸太を集積します。
この林業機械に園児たちはまた、大注目です。子供は「働く車」が大好きです。林業機械も働く車なので、ここでも園児たちは食い入るように見ていました。
そして、この様にして伐採作業は終わり、無事見学会は終了しました。
見学会終了後には、御殿場木材協同組合として見学会に参加してくれた園児たち全員に、御殿場産木材=「ごてんばっ木」の桧で作った木のタマゴボールをプレゼントさせていただきました。とてもいい記念になったのではないかと思われます。
この伐採見学会は、岳麓新聞や静岡新聞でも取り上げていただきました。毎日新聞においては、動画の記事をインターネット上にアップしてくれました。こちらの記事では、実際に木が倒れる瞬間なども出ています。ご興味のある方は、「毎日動画 伐採見学会」で検索してもらえばその記事が出てきますので、ぜひご覧になって下さい。